瀬戸内で採れる旬の魚 本文へジャンプ
9月が旬の魚 (左の月をクリックしますと月別がご覧頂けます。)

アジ
日本全国で獲れる大衆的な魚ですが、最近はブランド化された高級な物が増えてきました。体型はふっくら とし、体の色はやや黄色を帯びているものが良いと言われています。尾鰭から頭部まで側線上にぜんごとよばれる硬い刺がありアジの特徴になっていますが料理をする時は、けがをしないように取り除いてください。
料理方法
刺身、南蛮漬け、たたき、味噌たたき、塩焼き、煮付け、フライ、干物

イボダイ
岡山ではシズと呼ばれています。よく干物として売られていますが、煮付けにすると身離れが良いので食べやすい。
料理方法
煮付け、塩焼き、干物

キュウセン
メスからオスに性転換する魚である。幼魚のときは薄い赤色であるが、オスになると緑がかった青色となる。他の地方では雑魚扱いの魚であるが瀬戸内地方ではよく食べられている。岡山ではギザミと呼ばれています。
料理方法
煮付け・塩焼き・唐揚げ・南蛮漬け

黒メバル
瀬戸内に春を告げるメバル。その名のとおり目が大きく張っています。胎生の魚で12月から2月に5_程度の仔魚を数千から数万匹生みます。白身の美味しい魚なので色々な料理で上品な味を楽しめます。全国的に獲れるメバルですが特に瀬戸内のメバルは美味です。
料理方法
煮付け・焼き物・刺身・から揚げ

クロダイ
沿岸部にも生息する大型魚だけに、昔から食用として漁獲されてきました。瀬戸内では釣りの対象としても人気のある魚です。性転換する魚としても有名で幼魚の時はすべてオスでその後成長して雌雄同体となり、4歳位のなるとメスになるものが出て来ます。
料理方法
刺身・塩焼き・煮付け

タチウオ
全長130cmに達し、体型は名前の通り大きな刀状である。全身鱗が無く、銀箔のような光沢がある。歯は非常に鋭く、1尾料理するときは取り扱いには注意したい。淡白な身ではあるが、生食する場合意外と脂がのっている。生活習慣病を予防する脂肪酸を多く含むため血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすDHAを多く含んでいる。
料理方法
刺身・背越し・塩焼き・煮付け

ハモ
小骨が多い魚で骨切りをした上で料理をしなければならない。特に関西で珍重される。
料理方法
はも落とし(梅肉)・天ぷら・吸い物・ハモの子煮付け

メイタガレイ
目と目の間にトゲがあり、触ると痛いため目痛ガレイとも言われています。皮に臭いが有るため皮を剥いて料理してください。唐揚げは5枚卸にして骨を2度上げすると美味しい骨せんべいになります。
料理方法
刺身、塩焼き、煮付け、唐揚げ、天ぷら

マイワシ
昔は安い大衆魚の代表であったが、最近は値も上がってきています。マイワシを開く場合は包丁で開くと小骨が残ってしまうため手開きの方がきれいに開けます。また、PPバンドを使う方法で簡単に下ろすことができます。DHAやEPAなどを多く含んでいるため体に良い魚です。
料理方法
刺身、塩焼き、干物、煮付け、つみれ

マコガレイ
高たんぱく・低脂肪で消化・吸収が良い魚です。また、身を加熱すると柔らかくなる特徴を持っていますので病人食にも向きます。心臓病・肝臓病予防また、骨・歯強化に良いと言われています。成分として、タウリン・ビタミンB1・B2・D・Eを含んでいます。冬の、特に産卵前の時期のメスは大きな卵巣をもっており、子持ちガレイと呼ばれ、甘辛く煮付けたものが冬の味覚として好まれる。また干物、特に一夜干しもよく行われる。城下かれいはマコガレイの地方での呼び名で、大分県 日出町沿岸で獲れるもので高値で取引されます。
料理方法
刺身・煮付け・唐揚げ

ワタリガニ
岡山ではガザミではなくワタリガニのほうが良く使われています。長い距離を後ろ足を使って泳ぐことからこの名が付きました。渡ガニの旬は冬じゃないのと思われる方も多いと思われますが、冬が旬なのは子持ちのメスで6月から11月中旬位まではオスの旬です。今はメスよりオスの方が大きく実入りも良いのでカニ本来の味を楽しむならオスのカニがお勧めです。重くて甲羅の硬い物を選ぶのがポイントです。
料理方法
茹でガニ、蒸しガニ、味噌汁